中期事業計画立案への思い

持続的な成長を続ける会社と

失速する会社をわけるもの

それは何か…

 

鍵の一つは”経営(事業)計画”の存在だ!

 

 

将軍の日風景

私も30代の頃までは、ビジネスモデルの優劣や成長の瞬発力ばかりに目が行きがちでした。しかし、時間を経て、関与したお客様の好調期も危機的局面も経験するにしたがって、持続的な成長の難しさと素晴らしさを感じるケースが多くなりました。一時的な成長、特に企業規模の小さいうちの成長は、経営者の馬力だけでも実現できる場合も少なくありませんが、目まぐるしい環境変化やその中での様々な危機を乗り越え、破綻することなく成長を持続するには、やはり少なくとも5年程度の先行きを常に見据えた経営が不可欠だと確信しています。

 

経営計画の立案に否定的な経営者は、「来年のこともわからないのに5年先のことを考えても仕方がない。」「臨機応変が大事だ」とおっしゃいます。「計画なんて絵に描いた餅だ」ともおっしゃいます。あるいは、「計画に固執すると数字作りの経営になる。数字作りでなく本質を鍛えることが重要だ」と。

でも、本当にそうでしょうか。確かに5年先のことは誰もわからない。だからこそ、将来どのような会社になりたいか、それはどのように実現するのかを考えることが必要なのではないでしょうか。起こりうるいろいろな環境変化を想定し、シミュレーションしておく企業と、すべてを起こってから考える企業、どちらが危機を回避し、成功のチャンスを手にすることができるでしょうか。自然災害への対応を考えれば明らかでしょう(避難訓練を日常化できている場合とそうでない場合、どちらが被害が少ないでしょうか。どちらが臨機応変に行動できるでしょうか)。

 

また、商売の本質が大事なのは、計画の有無に限ったことではありません。計画を達成するために商売をするのではありません。どのようにしたら商売がうまくいくかを考えるのが計画であり、その前提となるのが戦略です。思ったようにできれば結果として計画が達成できるという順番です。状況が変われば、戦い方を見直さねばならないのは当然で、計画の有無には関係ありません。

 

事業計画を立てるということは、将来を見渡すということです。

将来を見渡すことなく、今日のことしか見えない経営、見ない経営はいかがでしょうか。自動車運転で例えれば明らかでしょう。もちろん、車両のすぐ前の目視が必要な場合もあるでしょうが、速度が上げれば上がるほど、車線のより先の状況を見ることが必要でしょう。

 

 

中期実業計画立案への思い02

これまで、青山パートナーズコンサルティングでは、主として、上場準備のお客様に対し、上場準備のサービスの中で、売上規模や利益水準の検討、資本政策(持株比率、株主構成を考えながら、資本調達の手段や時期、規模を決定すること)との整合性の検討、人や設備等の事業の主要な要素を総合的に検討し、中期・長期の経営計画(事業計画)の策定を支援して参りました。これは、上場準備過程の事業計画の性質上、それぞれのお客様の個別の事情を反映し、個別の様式で作成する完全カスタマイズ版ともいうべきものでした。このため、残念ながら事業規模の小さい会社や創業期の会社様にとっては、必ずしも手頃なサービスではありませんでした。また、逐次機動的に作れるものでもありませんでした。

しかし、私たちは、株式上場を目指す企業様でなくとも、創業間もない会社様でも、さらに極端に言えばこれから起業する方でも気軽に利用していただける中期事業計画の立案支援サービスを始めたいと思うようになりました。「将軍の日」は、まさにこのコンセプトを実現するセミナー(というより立案実習会)です。

損益のみならず、資金、資産・負債の状況も考慮した5ヵ年の中期経営計画を1日で立案できます。「将軍の日」に参加された経営者の方は、丸1日格闘して作りあげた経営計画を手に、より明るい表情に変わるのが印象的です。 私たちもお手伝いできて良かったと実感できる瞬間です。

 

 

是非、ご参加してみてください。

きっと、視界が広がった安心感と会社の可能性を感じ、課題の解決に対するやる気と責任感がみなぎるはずです。

一緒に将来計画を作りましょう。心よりお待ちしております。

 

 

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